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支部例会

第47回日本生化学会北海道支部例会

開催のご挨拶

開催結果

第47回日本生化学会北海道支部例会は盛況のうちに終了しました。ご参加どうもありがとうございました。

支部例会の優秀講演賞および優秀ポスター賞は、以下の方々が受賞されました。
おめでとうございます。

【優秀講演賞】
田代　絵梨佳　（北海道大学大学院生命科学院）
「Molecular chaperone prefoldin blocks the formation of mutant Huntingtin oligomer and inclusion body, resulting in reduction of its cytotoxicity」

鎌田　瑠泉　（北海道大学大学院理学院）
「癌抑制タンパク質p53の四量体形成ドメイン変異が四量体形成・転写活性に及ぼす影響」

須藤　洋一　（北海道大学大学院医学研究科）
「原始的な脊椎動物ヤツメウナギにおける第3の抗原受容体 VLRCの同定」

【優秀ポスター賞】
大屋　恵梨子　（北海道大学大学院理学院）
「RNAi依存的へテロクロマチン制御因子としてのメディエーターの解析」

八木　寛陽　（北海道大学大学院理学院）
「p53誘導性ホスファターゼPPM1D阻害剤における特定に配向する疎水性部位」

渡部　昌 （北海道大学大学院医学研究科）
「TRIM31結合タンパク質の同定と生化学的解析」

開催概要

例会長	坂口和靖（北大院・理・化）
日時	2010年07月23日（金）09:15より
場所	北海道大学医学部第三講堂

プログラム

9：15-9：20	開会の辞日本生化学会北海道支部第47回例会長・坂口和靖（北大院・理・化）
9:20-9:30	総会議長：日本生化学会北海道支部長・有賀寛芳（北大院・薬・分子生物学）
9：30-10：55	セッション１座長：高橋正行（北大院・理）［R-1 総説講演］ p53誘導性ホスファターゼのスプライシングバリアントの同定と阻害剤開発 ○中馬吉郎1、八木寛陽1、栗橋渉1、梨本健紘1、吉村文彦2、谷野圭持2、坂口和靖1 北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・1 生物化学研究室、2 有機第二研究室［O-1 一般講演］ HNK-1硫酸基転移酵素はコンドロイチンの非還元末端グルクロン酸の3位に硫酸基を転移する ○橋口太志、水本秀二、山田修平、菅原一幸北海道大学大学院・生命科学院・プロテオグリカンシグナリング医療応用研究室［O-2 一般講演］耐熱性を有する新規アンモニア酸化細菌の単離ならびにその諸性質 ○伊東義兼1、坂上景子1、松本光史2、鷲尾健司1、森川正章1 １北海道大学大学院・地球環境科学研究院・環境分子生物学分野、２電源開発株式会社・若松研究所・バイオ研究室［O-3 一般講演］原始的な脊椎動物ヤツメウナギにおける第3の抗原受容体 VLRCの同定 ○須藤洋一、笠松純、笠原正典北海道大学大学院・医学研究科・病理学講座・分子病理学分野［O-4 一般講演］アダプター分子STAP-2と乳癌特異的チロシンキナーゼBrkによるSTAT3活性制御機構の解析 ○池田収、水嶋明宏、関根勇一、室本竜太、南保明日香、松田正北海道大学大学院・薬学研究院・創薬科学部門・衛生化学研究室
10:55-11:05	休憩
11:05-12:00	特別講演座長：畠山　鎮次（北大院・医）［S-1］生体防御の構造生物学－麻疹ウイルスと免疫制御分子HLA-G 前仲　勝実北海道大学大学院・薬学研究院・生体分子機能学研究室
12：15-13：15	ポスター発表 P-01 Spliceosome 構成因子間の相互作用の同定と機能解析 ○椎田真史1,2、米田宏2、有賀寛芳2 １北海道大学大学院・生命科学院・分子生物学研究室、２北海道大学・薬学研究院・分子生物学研究室 P-02 PPM1Dホスファターゼ過剰発現が核小体形成に及ぼす影響 ○小境夕紀、八木寛陽、中馬吉郎、坂口和靖北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物化学研究室 P-03 TRIM31結合タンパク質の同定と生化学的解析 ○渡部昌、畠山鎮次北大院医・医化 P-04 RNAi依存的へテロクロマチン制御因子としてのメディエーターの解析 ○大屋恵梨子1,2、加藤太陽3、村上洋太1 1 北海道大学大学院・理学院化学・化学部門・生物有機化学研究室、2 日本学術振興会特別研究員-DC2、3 島根大学・医学部・病態生化学 P-05 RIG-Iを介する自然免疫応答における新たな調節因子の役割 ○亀岡章一郎1, 2、早川清雄2、白鳥聡一3、大和弘明4、亀山武志2、北辻千展2、後藤翔平1, 2、樫木芙美1, 2、数馬田美香2、佐藤麻衣子2、大場雄介5、宮崎忠昭6、高岡晃教2 1 北海道大学大学院・理学院・化学専攻、2 北海道大学・遺伝子病制御研究所・分子生体防御分野、3 北海道大学大学院・医学研究科・血液内科学分野、4 北海道大学大学院・医学研究科・消化器内科学分野、5 北海道大学大学院・医学研究科・病態医科学分野、6 北海道大学・人獣共通感染症リサーチセンター・バイオリソース部門 P-06 自然免疫核酸認識受容体を介するシグナルの新たな調節因子の作用機序 ○後藤翔平1, 2、早川清雄2、白鳥聡一3、大和弘明4、亀山武志2、北辻千展2、樫木芙美1, 2、亀岡章一郎1, 2、数馬田美香2、佐藤麻衣子2、大場雄介5、宮崎忠昭6、高岡晃教2 １北海道大学大学院・理学院・化学専攻、２北海道大学・遺伝子病制御研究所・分子生体防御分野、３北海道大学大学院・医学研究科・血液内科学分野、４北海道大学大学院・医学研究科・消化器内科学分野、５北海道大学大学院・医学研究科・病態医科学分野、６北海道大学・人獣共通感染症リサーチセンター・バイオリソース部門 P-07 p53誘導性ホスファターゼPPM1D阻害剤における特定に配向する疎水性部位 ○八木寛陽1、中馬吉郎1、吉村文彦2、谷野圭持2、坂口和靖1 １北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物化学研究室、２北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・有機化学第二研究室 P-08 カルシニューリン結合タンパク質、CaNBP75とRanBP3によるカルシニューリンの活性および細胞内局在の調節 ○大畑謙太1、佐々木圭1、日野浩嗣1、中冨晶子2、矢澤道生2、村上洋太2 １北海道大学大学院・理学院・化学専攻・生物有機化学研究室、２北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物有機化学研究室 P-09 呼吸鎖末端複合体における電子伝達機構の解明：多次元NMRを用いたシトクロムcの構造解析 ○今井瑞依1、井上郁2、野本直子2、内田毅2、新澤(伊藤)恭子3、吉川信也3、石森浩一郎2 1 北大・院総合化学、2 北大・院理、3 兵庫県立大・生命理学 P-10 NMRによるTPI-LPS複合体の立体構造解析 ○櫛引崇弘1、神谷昌克1、相沢智康1、熊木康裕2、菊川峰志1、出村誠1、川畑俊一郎3、河野敬一1 1 北海道大学・大学院生命科学院、2 北海道大学・大学院理学院、3 九州大学・大学院理学研究院 P-11 ハロロドプシン膜外ループの固体NMR法による構造解析 ○田巻初1、樋口真理花1、江川文子2、藤原敏道2、神谷昌克1、菊川峰志1、相沢智康3、河野敬一3、出村誠1 １北海道大学大学院・生命科学院・生物情報解析科学研究室、２大阪大学・蛋白質研究所・機能構造計測学研究室、３北海道大学大学院・生命科学院・蛋白質科学研究室 P-12 抗菌ペプチドhuman defensin 5前駆体の大量発現とその解析 ○緒形友美1、相沢智康1、坂井直樹1、神谷昌克1、菊川峰志1、熊木康裕2、出村誠1、綾部時芳1、河野敬一1 1 北海道大学・大学院生命科学院、2 北海道大学・大学院理学院 P-13 アンモニア酸化細菌のアンモニア酸化活性に影響を与える従属栄養細菌 ○坂上景子1、伊東義兼1、松本光史2、鷲尾健司1、森川正章1 1 北海道大学大学院・環境科学院・生物圏科学専攻、2 電源開発株式会社・若松研究所 P-14 非筋細胞ミオシン・のC末端領域の構造と役割 ○秀永洋平1、二宮今日子1、梅田泰裕1、相沢智康2、村上洋太1、高橋正行1 1 北大・院・理・化学、2 北大・院・先端生命科学・先端生命分子科学 P-15 癌抑制タンパク質p53四量体形成と転写活性の細胞内定量的解析法の構築 ○敦澤隆介、大島祥吾、今川敏明、坂口和靖北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物化学研究室
13：15-14：30	セッション２座長：石森浩一郎（北大院・理）［O-5 一般講演］マウスにおけるコンドロイチン硫酸特異的加水分解酵素の同定 ○宮崎杏、金岩知之、水本秀二、菅原一幸、山田修平北海道大学大学院・生命科学院・プロテオグリカンシグナリング医療応用研究室［O-6 一般講演］ Molecular chaperone prefoldin blocks the formation of mutant Huntingtin oligomer and inclusion body, resulting in reduction of its cytotoxicity. ○田代絵梨佳1,2、武藤秀樹3、座古保4、宮澤誠1,2、北浦廣剛1、北村朗3、久保田広志5、前田瑞夫4、金城政孝3、有賀寛芳1 1 北大・薬、2 北大・生命、3 北大・先端生命、4 理研・バイオ工学、5 秋田大・工学資源［O-7 一般講演］コンドロイチン硫酸のコアタンパク質への結合領域に対する単クローン抗体の開発とその反応性の解析 ○赤津ちづる1、Duriya Fongmoon1, 2, 3、水本秀二1、Jean-Claude Jacquinet4、Prachya Kongtawelert2、山田修平1、菅原一幸1 １北海道大学大学院・生命科学院・プロテオグリカンシグナリング医療応用研究室、２Chiang Mai University, Faculty of Medicine, Thailand、３Lampang Cancer Center, Department of Medicine,Thailand、４Université d’Orléans, Institut de Chimie Organique et Analytique, France ［O-8 一般講演］癌抑制タンパク質p53の四量体形成ドメイン変異が四量体形成・転写活性に及ぼす影響 ○鎌田瑠泉、野村尚生、中馬吉郎、今川敏明、坂口和靖北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物化学研究室［O-9 一般講演］膜型コレクチンCL-P1の機能ドメイン解析 ○森健一郎１、大谷克城１、張成宰１、本村亘１、吉田逸朗１、鈴木定彦２、若宮伸隆１１旭川医科大学・医学部・微生物学講座、２北海道大学・人獣共通感染症リサーチセンター
14：30-14：40	休憩
14：40-15:35	特別講演座長：高岡晃教（北大・遺制研）［S-2］正常上皮細胞と癌細胞の相互利用－新規な癌治療の開発を目指して－藤田　恭之北海道大学・遺伝子病制御研究所・分子腫瘍分野
15:35-15:45	休憩
15:45-16:55	セッション３座長：今川敏明（北大院・理）［O-10 一般講演］哺乳動物Toll-like receptorの分子進化の研究 ○三上智子1、宮下博樹1、高塚伸太郎2、黒木由夫1、松嶋範男3 １札幌医大医学部医学研究科・医化学講座、２札幌医大統合情報センター、３札幌医大医療人育成センター［O-11 一般講演］ヒストン脱アセチル化酵素Rpd3(L)とクロマチン因子FACTによるG１サイクリン遺伝子の発現制御機構 ○高畑信也1,2、Yu Yaxin2、村上洋太1、Stillman J. David2 １北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物有機化学研究室、２University of Utah, Health Science Center, Department of Pathology ［O-12 一般講演］ Prefoldin サブユニット間の発現量調節機構の解明 ○宮澤誠1,2、田代絵梨佳1,2、須藤大雄1,2、北浦廣剛2、有賀早苗3、有賀寛芳2 １北海道大学大学院・生命科学院・分子生物学研究室、２北海道大学大学院・薬学研究院・分子生物学研究室、３北海道大学大学院・農学研究院・環境分子生物学研究室［R-2 総説講演］大腸菌による短鎖ペプチドの効率的な発現法の開発と構造生物学への応用 ○相沢智康、冨澤聡、神谷昌克、菊川峰志、熊木康裕、出村誠、河野敬一北海道大学大学院・生命科学院・生命融合科学コース
16:55-17:05	休憩
17：05-18：25	セッション４座長：坂口和靖（北大院・理）［R-3 総説講演］細胞質内核酸による自然免疫活性化機構 ○早川清雄1、白鳥聡一1,3、大和弘明1,4、亀山武志1、北辻千展1、亀岡章一郎1,2、後藤翔平1,2、樫木芙美1,2、数馬田美香1、佐藤麻衣子1、大場雄介5、宮崎忠明6、高岡晃教1 1 北海道大学・遺伝子病制御研究所・分子生体防御分野, 2 北海道大学大学院・理学院化学専攻, 3北海道大学大学院・医学研究科・血液内科学講座, 4 北海道大学大学院・医学研究科・消化器内科学講座, 5 北海道大学大学院医学系研究科・病態医科学分野, 6 北海道大学・人獣共通感染症リサーチセンター［O-13 一般講演］バクテリア“Plant-Specific ロイシンリッチリピート”の分子進化 ○宮下博樹1、黒木由夫1、松嶋範男2 １札幌医科大学・医・医化学、２札幌医科大学・医療人育成センター［O-14 一般講演］ TRIM8はPIAS3を抑制することでSTAT3シグナル経路を亢進する ○奥村文彦、畠山鎮次北海道大学大学院・医学院・医化学分野［R-4 総説講演］非筋細胞ミオシンII尾部の機能領域 ○高橋正行、木ト貴之、秀永洋平、村上洋太北海道大学大学院・理学研究院・化学部門・生物有機化学研究室
18:25-18:30	閉会の辞日本生化学会北海道支部長・有賀寛芳（北大院・薬・分子生物学）
18:40～	懇親会北大・百年記念会館内レストラン「きゃら亭」