講演会のお知らせ【2016.11.17 杉浦麗子教授】(2016.11.10更新)
【講演会案内】
近畿大学薬学部の杉浦麗子先生による講演会を企画いたしました。杉浦先生は、『分裂酵母を用いたMAPK経路などの細胞内シグナル伝達制御の解明』や、『最先端のゲノム薬理学・ゲノム創薬研究』において、多くの顕著な業績を上げておられます。先生の最新の研究について、興味深いお話が伺えるものと思います。多数のご参加をお待ちしております。
演題 | モデル生物を用いたMAPKシグナル制御メカニズムの解明と創薬への応用 |
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演者 | 杉浦 麗子 教授 |
所属 | 近畿大学 薬学部 |
日時 | 2016年11月17日(木)15:00〜16:00 |
場所 |
北海道大学理学部6号館6-204-02室(多目的演習室)
札幌市北区北10条西8丁目
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共催 | 北海道大学大学院総合化学院,フロンティア化学教育研究センター,生命分子化学セミナー,日本生化学会北海道支部 |
概要 | MAPKシグナルは高度に保存された細胞内シグナル伝達経路であると同時に、癌を始めとした疾患の魅力的な創薬標的である。MAPKシグナル制御因子と標的因子を精緻な遺伝学的手法により、網羅的に同定し、高等生物に外挿しうる先駆的な制御機構を明らかにするとともに、ケミカルゲノミクスの手法を駆使して同定された新規シグナル阻害化合物とその作用経路について紹介する。また、PKCスーパーファミリーの一つであるPKN3 (Protein Kinase N3)ノックアウトとがん転移の関わりについても紹介したい。 |
連絡先 |
坂口和靖
北海道大学大学院理学研究院化学部門生物化学研究室
札幌市北区北10条西8丁目
TEL: 011-706-2698, FAX:011-706-4683
e-mail: kazuyasu@sci.hokudai.ac.jp
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関連資料
2016-11-17-Dr.Sugiura_poster.pdf(320KB)