講演会のお知らせ【2017.8.2 改正 恒康 先生】開始時間の変更あり。(2017.07.17更新)
開催時間のupdateがあります。
「8月2日(水)14時から」となります。
演題 | ケモカイン受容体XCR1を発現する樹状細胞サブセットによる腸管免疫制御機構 |
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演者 | 改正 恒康 先生 |
所属 | 和歌山県立医科大学先端医学研究所生体調節機構研究部 |
日時 | 平成29年8月2日(水)14時から |
場所 | 北海道大学遺伝子病制御研究所5階セミナー室 |
主催 |
北海道大学遺伝子病制御研究所大学院医学研究科
分子神経免疫学分野 教授 村上正晃
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共催 | 日本生化学会・北海道支部 |
概要 |
樹状細胞が定常状態でどのような機能を果たしているのかについては実はまだよくわかっていない。ケモカイン受容体XCR1を発現する樹状細胞サブセット(XCR1+DC)を恒常的に欠失するマウスを作成し解析したところ、脾臓やリンパ節のT細胞はほぼ正常であったが、腸管粘膜組織においては、粘膜固有層、腸管上皮内共にT細胞が減少していることがわかってきた。この結果は腸管内の免疫恒常性の維持にXCR1+DCが必須であることを示しており、さらに解析を進めることにより、XCR1+DCと腸管T細胞のクロストークの重要性が明らかになってきた。
本セミナーでは、XCR1+DCに関する遺伝子改変マウスの樹立およびその解析、特にXCR1+DCによるユニークな腸管免疫制御機構について講演したいと考えている。
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連絡先 |
北海道大学遺伝子病制御研究所分子神経免疫学分野
教授 村上正晃
札幌市北区北15条西7丁目
電話:011-706-5120
Email: murakami@igm.hokudai.ac.jp
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関連資料
2017.8.2-Dr.Kaisho_poster.pdf(61KB)